知的障害児教育の実業高校をめざして、昭和44年度に開校した私立の8年制の特別支援学校です。

学校案内

専攻科(2年制)

専攻科教育の目的

1.開設時の目的

 中学段階の全面的な発達を進める基礎教育と、その基盤に立つ高等部の一段質の高い全人教育(体力作り・技能訓練・生活指導)の成果の上に、専攻科では健常な青年に劣らぬ体力、気力、生活力を育て、技能訓練を技術指導にまで高める教育を行います。(昭和50年)

2.当面する目的

 専攻科性の持つ問題の一つ一つがどの段階で解決すべきだったのかを明らかにし、中高段階の教育の質を高めることと、生徒一人ひとりを更に確かな職業人、社会人、生活人に育て上げる教育を行ない、全員の就職を達成する教育を行います。

2.教育課程

1.体育の課程

 卒業時の満20歳段階で全日本トライアスロン宮古島大会に出場することをめざして体育を強化していきます。

2.職業指導の課程

 先ず8時間、力いっぱい働き抜く力をつけ、作業は単純な繰り返し作業でよく、これは校外実習、校内実習を問わず当面の目的とします。年次計画で木工、鉄工、製菓、製パン、自動車の実習工場を整備し、技能‐技術へのマニュアルを作って、専攻科開設時の目的達成をめざします。

3.生活指導の課程

 春、夏、秋、冬の各季節の外出着、日常着、作業着の管理・洗濯(クリーニングも含む)・補修、四季それぞれに1週間程度の食事の調理(弁当作りも含む) と材料を購入します。
 日記や家計簿をつける習慣、生活環境を清潔に保ち整頓する習慣、簡単な家具・器具の補修、電気機械の補修、健康管理の知識と技能、運動の習慣、そして具体的な要件を果たすことを通して公共機関の利用、余暇を利用して外出や旅行をする能力、1人で楽しむ趣味を持たせる等の中から、最低限必要な事項を取り上げて指導を行います。

3.年間の指導計画

1.職業指導

 1か月ごとに校内訓練、校外訓練を繰り返します。仕事の内容は下記の条件に合うもので生徒の体力に応じた課題を取り上げます。

  1. できるだけ全身の筋肉を使い全力でする大筋作業。
  2. 単純な繰り返しで全力を打ち込んでする仕事。
  3. 短時間で終わる仕事でなく長時間連続する仕事。

 取り上げる理由は「集中力と持続力」の訓練が十分でないというところにあります。自然に育つ各部位の力を一点に集中すれば大きな力となりますので、たとえ新入生の中1でも相当な仕事ができることもあります。トライアスロンを達成した専攻科生徒の力は更に大きいですが、力がつく程にその全力を打ち込むことをしなくなるため、今の専攻科生の問題でもあります。
 こうした基礎訓練の成果が出てくると、校内・校外共に技能的な面で重さのある作業を選び自信をつけることができます。

2.生活指導
  1. 生活日課では当直者の助手的な活動をする。(年中)
  2. 自主調理の計画を立てて実践する。(校外実習月)
  3. 夜間に電気機械・生活機械等の修理の実習をする。(校内実習月)
  4. 余暇活動の計画を立てて実践する。(外出の計画。小旅行の計画。校内活動の計画。・・・年間を通じて)